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狭小住宅の間取り
狭小住宅は具体的な規模として規定されているものではないですが、おおむね15坪以下の敷地に対して建てられた物件について呼称されるものとされています。 敷地が15坪なので、建蔽率などを考えた際には実質的に10坪前後の床面積ということになりそれに応じた設計を持つことが一般的です。 具体的によく見られる設計としては、階段や玄関口の段差といった細かいデッドスペースを収納や格納などに使用できるようにあらかじめ作っておくということや、階数を増やして利用できる容積を増やす、地下室などを設定するといったことが挙げられます。 自動車などを駐車するためのガレージも必要であるというような場合には、その利用条件から一階部分をフルに使う必要が出てくるため、玄関や居住空間そのものを二階以上からにするということでクリアするといった平屋などの物件ではあまり採用されないバランスで建てられたものもあります。 周囲の建築との兼ね合いにもよりますが、採光のための工夫としてガラスを多用し広々とした空間に見せられるようにしたり照明を節約するといったことも面積が小さいことを逆手にとって行いやすいことがこの規模の特徴であるということができます。