- 建築実例を検索!タグル住まい >
- ライフスタイル >
- 平屋建ての特徴
平屋建ての特徴
一戸建て住宅で一般的な階数は2階建てです。住宅地に目をやれば2階建て住宅ばかりが目に付きます。こうした2階建て住宅は、限られた土地面積のなかで十分な広さを確保するには有効な工法ですが、デメリットもあります。それは、どうしても住宅内部の移動に昇降が伴うということです。若いうちは、何かにつけて階段を上り下りする必要のある2階建て住宅であっても、特に生活に支障はありませんが、高齢といわれる年齢に差し掛かってくると事態はいっぺんします。これまで苦も無く上り下りしていた階段がとてもとても難儀なものとなるのです。場合によっては、階段を踏み外し転倒のうえ大怪我ということも少なくありません。まさに高齢者にとって2階建て住宅は鬼門なのです。さて、そんな事情も含め、高齢化が進展する昨今、平屋建ての人気がしだいに増しており、大手のハウスメーカーでも平屋建ての商品を市場に投入し始めています。平屋建ての魅力は、なんといっても移動がすべて平面で完結するというところです。階段がそもそもないため、上り下りも必要ありません。段差を無くしたバリアフリー化も行えば、高齢者にとってとても暮らしやすい住まいとなるのです。また、住宅の重心が低い位置にあるため、地震にも強いという特徴をもっています。